論文

2006年12月

岡山大学医学部・歯学部附属病院における静脈内鎮静下におけるインプラント治療の検討

岡山歯学会雑誌
  • 吉田 啓太
  • ,
  • 渡辺 禎久
  • ,
  • 林 由起子
  • ,
  • 秦泉寺 紋子
  • ,
  • 友安 弓子
  • ,
  • 樋口 仁
  • ,
  • 糀谷 淳
  • ,
  • 前田 茂
  • ,
  • 宮脇 卓也

25
2
開始ページ
49
終了ページ
51
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
岡山歯学会

インプラント治療の年次別の症例数を調べ、インプラント治療における静脈内鎮静法症例の傾向と、静脈内鎮静下におけるその他の処置との相違について検討した。静脈内鎮静下でインプラント治療を行った152例とインプラント治療以外で静脈内鎮静法を行った144例を対象とした。静脈内鎮静下でのインプラント治療は経年的に増加傾向にあった。インプラント治療症例のうち40歳以上60歳未満62.5%、60歳以上22.4%と比較的高齢者が多かった。インプラント処置に対する恐怖や長い処置時間による苦痛などの精神的ストレスが誘因となって、全身的偶発症を生じる可能性も高いと考えた。

ID情報
  • ISSN : 0913-3941
  • 医中誌Web ID : 2007113398

エクスポート
BibTeX RIS