福田 美誉

１．大学院生時代（博士課程前期、超高層大気物理学）

北極域の熱圏・電離圏での大気運動やエネルギー収支を調べるため、国際共同で北欧に設置されている欧州非干渉散乱(European incoherent scatter: EISCAT)レーダーの観測による数値データの解析を行った。

２．実務家時代（大学教育支援事業者（民間企業））

(1) 学習開発研究所との共同研究事業として、文部科学省が提唱する「情報活用能力」と厚生労働省が提唱する「職業能力評価基準」の関係性を分析した。その結果をもとに、高校生・大学生向けの学習教材「仕事体験学習」を開発し、実践による検証を行った。

(2) （一社）未来教育推進機構におけるUMEDAIプロジェクトにおいて、複数大学生・企業参画型プレインターンシップを実施した。Project-Based Learning、ICT活用による非同期型、ブレンディッド学習の要素を取り入れたプログラムを企画、設計し、研修運営と活動コーディネートを実践した。経済産業省が提唱する人生100年時代の社会人基礎力をベースとしたルーブリックを開発し、学生の活動を自己評価形式で実施し、分析、考察した。

３．現在（大学、高等教育機関）

・社会におけるDX推進活動と数理・AIの関係性に着目したAI実務ベース型数理活用モデルの構築

・上記のモデルに基づく効果的・効率的で魅力ある学習支援システムの開発

・AI活用の意義と目的を理解するための高等教育機関向け体験型学習教材の開発

・情報教育における対面授業とオンデマンド教材を併用した効果的で効率的な学習デザインの開発