基本情報

所属
大阪芸術大学 演奏学科 声楽家
学位
Magister(ウィーン国立音楽大学)

J-GLOBAL ID
201801000835605459
researchmap会員ID
B000346387

ウィーン国立音楽大学を邦人初、全員一致の首席で卒業のため、オーストリア文部大臣賞受賞。1988年ミラノ国際コンクールで第1位、ホセ・カレ一ラス賞、マリオ・デル・モナコ賞および多数のコンクールで受賞。ウィーン国立歌劇場「リゴレット」にてバリトンとしてデビュー。その後世界的に貴重なテノール・リリコ・スピントに転向。ヨーロッパ各地の歌劇場やコンツェルトハウス、ウィーン楽友協会大ホール、ドイツ国内を始め、スイス、フランス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダなどヨーロッパ各地の歌劇場から客演契約を受け、「トゥーランドット」、「トスカ」、「カルメン」他20の主役で成功を収める。バーンスタイン、アバド、ゼッフィレリ、ブルゾン、ヌッチ、など著名なアーチストと共演。 各地で“圧倒的な声の威カと緊張感を高揚させる演技を兼備した素晴らしい音楽性のある雄大なテノール”と評される。98年トライアン・グロサベスク国際声楽コンクール第1位グランプリ受賞。日本においてもオペラへの出演多数。新国立劇場の登場も多く、新国立劇場柿落としでは「アイーダ」ラダメス役、「運命の力」ドン・アルヴァーロ役、「トスカ」カヴァラドッシ役ほか、多数出演。また2009年びわ湖ホールのプロデュースによるオペラ「トゥーランドット」にカラフ役で出演。最近では、三鷹市と横浜みなとみらいの共同プロジェクト、沼尻竜典指揮・オペラ《道化師》」コンサート形式に出演、喝采を浴びた。また、びわ湖ホール「タンホイザー」題名役、日中国交正常化40周年記念オペラ「アイーダ」に日本を代表してラダメス役にて出演するほか、昨年はゲルギエフ指揮マリインスキー管弦楽団と共演するなどめざましい活躍を続けている。2013年3月にはウィーン聖シュテファン大聖堂における新ローマ法王誕生を祝う祝典ミサにて、ブルックナー「テ・デウム」のテノール・ソロに抜擢され、その模様はライブで全世界にラジオ中継された。2018年ドイツ・ルクセンブルクにおいて、ドイツ・ラジオ・フィルハーモニーと共演。コンサートの他、テレビ・ラジオ等でも阿川佐和子の番組に出演。
大阪芸術大学大学院教授。在ウィーン。