水原啓暁

J-GLOBALへ         更新日: 17/11/20 15:28
 
アバター
研究者氏名
水原啓暁
 
ミズハラ ヒロアキ
eメール
hmizui.kyoto-u.ac.jp
URL
http://www.cog.ist.i.kyoto-u.ac.jp/
所属
京都大学
部署
情報学研究科
職名
講師
学位
博士(工学)
科研費研究者番号
30392137

プロフィール

脳は状況に応じて柔軟な対応が可能です.この能力は「脳のリズム」,つまり神経活動の波(振動)により実現されています.われわれのグループでは,柔軟な情報処理を実現している「脳のリズム」として,脳の波の‘シンクロ現象(位相同期と階層協調)’に着目して研究を進めています.これらの脳内戦略により神経活動のタイミングを制御することで,適切な神経ネットワークの組み換えを,状況に応じてダイナミックに実現しているのです.この理論的枠組みのもと,機能的MRIと脳波の同時計測という世界的に最先端な脳機能イメージング手法を開発することで,脳の計算原理を実験的に明らかにしています.さらに,「脳のリズム」が脳内のみの現象にとどまらず,人同士の言語・非言語コミュニケーションにおいても重要な戦略であるとして研究を展開しています.

研究分野

 
 

経歴

 
2007年4月
   
 
京都大学 大学院情報学研究科 講師
 
2005年9月
 - 
2007年3月
岡山大学 大学院自然科学研究科 講師
 
2005年9月
 - 
2011年3月
理化学研究所 脳科学総合研究センター 客員研究員
 
2002年4月
 - 
2005年8月
理化学研究所 脳科学総合研究センター 研究員
 
 
 - 
2002年3月
山口大学 大学院理工学研究科 博士後期課程 早期修了 博士(工学)
 

受賞

 
2013年6月
日本認知心理学会 優秀発表賞新規性評価部門
 
2013年6月
日本神経回路学会 優秀研究賞
受賞者: 岩渕俊樹,水原啓暁,朝倉暢彦,乾敏郎
 
2011年9月
日本学術振興会 科学研究費補助金第一段審査委員表彰
 
2010年5月
日本認知心理学会 優秀発表賞技術性評価部門
 
2007年9月
SICE2007 Annual Conference Young Author's Award
 
2007年6月
NeuroImage Section Editors Choice Award
 
2007年3月
ヒューマンインタフェース学会 論文賞
受賞者: 五福明夫,嶋田雄介,水原啓暁
 
2002年3月
山口大学大学院理工学研究科 研究科長賞
 
2000年5月
システム制御情報学会 奨励賞
 

論文

 
Onojima T, Kitajo K, Mizuhara H
PloS one   12(8) e0183146   2017年   [査読有り]
Kuga H, Onitsuka T, Hirano Y, Nakamura I, Oribe N, Mizuhara H, Kanai R, Kanba S, Ueno T
EBioMedicine   12 143-149   2016年10月   [査読有り]
Kumagai T, Mizuhara H
Neuroreport   27(9) 647-651   2016年6月   [査読有り]
Mizuhara H, Sato N, Yamaguchi Y
NeuroImage   111 76-84   2015年5月   [査読有り]
Sasaoka T, Mizuhara H, Inui T
Journal of cognitive neuroscience   26 232-246   2014年2月   [査読有り]

Misc

 
鹿内 学, 水原 啓暁
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   113(148) 23-28   2013年7月
私たちは日常的に多くの人と関わり、共同で作業することも多い。時に、わがままな相手との共同作業を強いられるが、嫌々ながらも私たちは行動できる。私たちの脳は協調性の異なる様々な他者を相手にしながら、協調性のダイナミックな変化に適応してきただろうと考えた。本研究では、実験参加者にムカデゲームと呼ばれる実験課題を課した。functional Magnetic Resonance Imaging (fMRI)による脳活動計測をし、課題遂行に関わる脳領野を同定した。さらに、それら領野間の有向結合性(e...
荒井翔真, 岩渕俊樹, 水原啓暁, 朝倉暢彦, 乾敏郎
電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報   112(345) 89-94   2012年12月
他者の協調性によっておこる脳の報酬系の変調:fMRI研究
鹿内学;水原啓暁
電子情報通信学会技術研究報告   111(483(NC2011 121-190)) 287-292   2012年3月
身体図式を基礎とした動的イメージ生成の脳内メカニズム(4)―身体運動に基づいた自己と物体の認識―
朝倉暢彦;水原啓暁;笹岡貴史;乾敏郎
電子情報通信学会技術研究報告   111(483(NC2011 121-190)) 275-280   2012年3月
鹿内 学, 水原 啓暁
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   111(483) 287-292   2012年3月
脳の報酬系の領野は様々な刺激によって活動することが知られおり,お金を報酬として得た時と同様に,「ほめられる」といった社会的な刺激によっても活動する.また,同じ刺激であっても条件によって異なる報酬系領野が活動をすることもある.ヒトは社会生活の中で,他者と協調的な関係を保ちながら,時に非協力・競争的な関係の中で報酬獲得を目指すことから,他者の協調性が報酬系を変化させる要因になるだろうと考えた.本研究では,他者の協調性という社会的条件により報酬系が変調する事を調べた.ムカデゲーム(Centipe...

書籍等出版物

 
よくわかる認知科学(乾敏郎・吉川左紀子・川口潤編)
水原啓暁 (担当:分担執筆, 範囲:情報の統合2(生理))
ミネルヴァ書房   2010年   
情報の統合2(生理)
水原啓暁
よくわかる認知科学(乾敏郎・吉川左紀子・川口潤編),ミネルヴァ書房, 56-57   2010年   

講演・口頭発表等

 
Two different phase coding mechanisms for integrating audio-visual information via slow neural oscillation
Hiroaki Mizuhara, Toshihiro Kumagai, Atsushi Oozono
Society for Neuroscience 2017   2017年11月15日   
Learning triggers pot-merge emergence in the syntactic hierarchy
Tomomi Hida, Hiroaki Mizuhara
2017年8月26日   
Compounds emerge from the merge operation in human language syntax.
Tomomi Hida, Hiroaki Mizuhara
Cognitive Neuroscience Annual Meeting   2017年3月27日   
Phase shift of neural oscillation induces asymmetric integration in audio-visual speech perception
Atsushi Oozono, Hiroaki Mizuhara
Cell Symposia: Big Questions in Neuroscience   2016年11月   
Cognitive functions negatively correlate to the angular gray matter volume in schizophrenia
Ueno T, Kuga H, Oribe N, Takao K, Hayashida R, Nakayama N, Mizuhara H, Yuzuriha T
Society for Neuroscience   2016年11月   

競争的資金等の研究課題

 
コミュニケーションを実現する神経オシレーションの階層協調
文部科学省: 科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型))
研究期間: 2016年 - 2017年    代表者: 水原啓暁
文部科学省: 科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型))
研究期間: 2014年 - 2015年    代表者: 水原 啓暁
高時空間分解能を実現する脳神経ダイナミクス解析技術の開発
栢森情報科学振興財団: 研究助成
研究期間: 2013年 - 2015年    代表者: 水原啓暁
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2013年 - 2017年    代表者: 水原 啓暁
文部科学省: 科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型))
研究期間: 2009年 - 2013年    代表者: 水原啓暁

委員歴

 
2011年12月
 - 
2012年11月
文部科学省新学術領域研究専門委員会 人ロボット共生学専門委員会  委員
 
2010年7月
   
 
電子情報通信学会身体性情報学研究会  専門委員
 
2009年12月
 - 
2011年11月
日本学術振興会 科学研究費委員会  専門委員
 
2009年12月
 - 
2010年11月
文部科学省新学術領域研究専門委員会 人ロボット共生学専門委員会  委員
 
2008年5月
   
 
ニューロインフォマティクス・ダイナミックプレインプラットフォーム  委員
 

特許

 
特許特許第4411442号 : 脳波-運動指令変換装置
水原啓暁,五福明夫