MISC

2012年3月

身体図式を基礎とした動的イメージ生成の脳内メカニズム 4 : 身体運動に基づいた自己と物体の認識

電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
  • 朝倉 暢彦
  • ,
  • 水原 啓暁
  • ,
  • 笹岡 貴史
  • ,
  • 乾 敏郎

111
483
開始ページ
275
終了ページ
280
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

本研究では,身体運動とそのイメージに基づいた自己および物体の認識に関わる脳内メカニズムを検討する.まず,遅延視覚フィードバック状況において,観察している手の運動主体感の減退が右頭頂葉の活動に反映されていることを示す.また,身体移動のイメージによる物-場所記憶の更新が頭頂葉-後頭葉-海馬傍回のネットワークで実現されていることを示す.そして,身体運動に基づく物体の動的イメージ生成過程と多義的な物体運動の知覚との関連を検討し,最後に複数物体の脳内表現を自己組織化する下側頭葉の神経回路モデルについて述べる.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009546324
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10091178
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009546324
  • CiNii Books ID : AN10091178
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000002390665

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