基本情報

所属
独立行政法人日本学術振興会 特別研究員PD(早稲田大学法学学術院)
学位
学士(人文学)(2016年3月 筑波大学)
修士(地域研究)(2018年3月 筑波大学)
博士(社会科学)(2021年3月 筑波大学)

通称等の別名
中村 瑞希/Mizuki Alexandra Sakurama-Nakamura
J-GLOBAL ID
201801014397747130
researchmap会員ID
B000289113

外部リンク

自己紹介&主な関心:タタール・ディアスポラを中心に、国境を越えた移動と適応、支援体制、母語と母文化の学習・継承といった、社会言語学や国際社会学領域のトピックに広く関心を持っています。

近年は、タタール・ディアスポラとタタールスタン共和国との関わり、支援政策のありかたに注目しながら、世界各地のタタールにとって、"トゥガン・テル"(母語)であるタタール語がどのように継承されたのか、あるいは、どのような理由から継承されなかったのかを主な問いとして、その背景要因に注目した量的・質的研究に取り組んでいます。

なお、私自身はトゥガン・テルが継承されなかった日本のコミュニティの出身で、成人してから学習言語としてタタール語を身につけました。茨城県美浦村出身。 

 

2022年度現在の研究状況:

  • これまで中央アジアのタタールの言語継承に注目してきました。通時的な観察が必要となるので、2022年度も引き続き中央アジア(ウズベキスタン・カザフスタン・タジキスタン)を研究フィールドとします。
  • ただ、それだけでは限界も見えてきました。学振PDの採用期間中はフィンランドとカナダのタタールにも視野を広げる計画でいます。2年目となる2022年度は、そろそろ現地調査に出かけたいところですが……(パンデミックが早く終息しますように)
  • 2022年度現在は、文献研究とオンラインでの聞き取りを続けつつ、状況が許せばフィンランドとカナダでも資料収集と聞き取り調査を実施するつもりです。

  • 近年はSNS空間における言語復興やナショナリズムにも強い関心を持っています。SNS空間におけるタタール語や、SNSにおけるタタール音楽を通じてのタタール語の復興やタタール文化の新たな解釈、民族意識の高揚、といったテーマに特に注目しています。


連絡先:Researchmapにログインするとメールアドレスが表示される設定にしてあります。


おしらせ:

  • 2022年5月10日追記:
    『ゲンロンα』にて以下に紹介した拙稿が公開されました。無料でお読みいただけます。
    https://www.genron-alpha.com/gb072_03/
  • 2022年4月28日、『ゲンロンβ72』にて拙稿「ロシアと、ロシア最大の少数民族タタール――結束と分断の狭間で」が公開されました。ロシアの中の民族共和国としてのタタールスタンの立ち位置、タタールの移動とディアスポラ、ウクライナへの侵攻をめぐるタタール社会への影響などを紹介しています。
  • 2022年5月、執筆内容に対するコメントや助言をおこなった、ギュルソユ慈『トルクメニスタン・ファンブック: 中央アジアの知られざる国』が出版されます。
  • 2022年4月13日、テュルク友の会noteにて『キリル文字筆記体を制せよ』と題し、ロシア語で用いられる33字のキリル文字筆記体のほか、テュルク諸語などでも広く用いられる拡張キリル文字筆記体の書き方を解説した記事を執筆・公開しました。(リンク内の配布教材は授業等で自由にご利用いただけます)
  • 2022年1月、『日本中央アジア学会報』第17号に「タタールスタン共和国によるタタール語・ タタール文化の維持と継承に向けた支援策:COVID-19以前と以後の実施状況にも注目を寄せて」が掲載されました。(オンライン公開は23年以降の予定)
  • 2021年12月20日、毎日新聞夕刊の記事『来日100年・タタール人の軌跡7 民族の言語を次世代に』で研究活動・内容が取り上げられました。

 


論文

  10

講演・口頭発表等

  15

書籍等出版物

  2

MISC

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

社会貢献活動

  6

主要な担当経験のある科目(授業)

  7

メディア報道

  6

その他

  5