基本情報

所属
国立研究開発法人理化学研究所 開拓研究本部 本部長室長
学位
工学博士(1983年3月 東京大学)

J-GLOBAL ID
201801012237154637
researchmap会員ID
B000317631

外部リンク

1983年に東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻において新規高分子の合成と応用に関する研究で工学博士の学位を取得後、東京大学工学部助手(合成化学科)に採用され、生体高分子の合成と機能に関する研究に従事。1988年に九州大学工学部合成化学科の助教授に昇任し、有機分析学講座に所属して分離・分析化学に関する研究を展開。1995年には新設された生体高分子講座の教授に昇任し、生体高分子・合成高分子複合体の開発と分析化学への応用を進める。成果の一つとして自己組織化によるDNA担持ナノ粒子の合成法を開発し、その特異なコロイド分散挙動を発見、目視による精密遺伝子診断法に展開した。2001年には理化学研究所の招聘主任研究員を兼務。2002年からは専属となって2021年まで前田バイオ工学研究室を主宰した。また2021年から2022年は理化学研究所副理事(研究政策審議役)を務めた。現職は理化学研究所研究開拓本部本部長室長。その間、2006年から2022年まで東京大学大学院新領域創成科学研究科連携教授を兼務した。また、文科省科研費新学術領域研究「ソフト界面」の領域代表者を務めている(2008-13)。2016年から2021年はクロスアポイントメントで信州大学大学院総合医理工学研究科教授を兼任した。2005年高分子学会賞、2007年文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)、2009年日本化学会学術賞、2011年日本バイオマテリアル学会賞、2014年日本分析化学会賞、2021年日本バイオマテリアル科学功績賞などを受賞。最近の趣味は歌舞伎やミュージカル、小劇団の芝居など、舞台芸術の鑑賞。


学歴

  3

委員歴

  6

論文

  395

MISC

  1045

書籍等出版物

  4

共同研究・競争的資金等の研究課題

  43

産業財産権

  59