「ふげん」原子炉解体に係る技術開発,2; 原子炉構造材試料採取に係る装置開発及び今後の計画
日本原子力学会2015年秋の大会
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 開催年月日
- 2015年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 静岡
- 国・地域
- 日本
「ふげん」の原子炉構造材は、約25年間の運転により放射化しているが、放射能インベントリ評価は汎用の評価コードを用いた放射化計算により実施してきている。この放射能インベントリは、解体用プールの仕様や原子炉解体廃棄物を廃棄体化する上で大きな影響を与えることから、実機構造材から試料を採取し、核種分析により放射能濃度分布を確認するとともに、これまでの放射化計算結果と比較評価することで、その妥当性を確認しておくことが重要である。このため、「ふげん」では、原子炉構造材から遠隔で試料を採取する装置を開発するとともに、原子炉構造材を採取し分析することにより、解体計画等に反映していく計画である。本件では、開発している装置概要及び今後の計画について報告する。