2009年6月30日
口腔扁平苔癬におけるuPA、uPAR、MMPs(MMP-2、MMP-3、MMP-9)発現の免疫組織化学的検討
日本口腔粘膜学会雑誌
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- 巻
- 15
- 号
- 1
- 開始ページ
- 9
- 終了ページ
- 14
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.6014/jjomm.15.9
- 出版者・発行元
- (一社)日本口腔内科学会
口腔扁平苔癬(OLP)15例の生検材料を用いてuPA、uPAR、MMPs(MMP-2、MMP-3、MMP-9)発現細胞の局在を免疫組織化学的に検討した。その結果、uPAは主にOLP上皮組織の有棘細胞層から基底層にかけて発現が認められた。また、uPARはマクロファージ、有棘細胞層から基底層にかけての細胞膜上の一部に発現が認められ、MMP-2、MMP-3の発現部位はuPAとほぼ一致した。更にMMP-9は炎症性変化が強く、基底膜や上皮組織のみられる部位に特に強く発現がみられた。以上、これらのことからuPA、uPAR、MMPsの相互作用により、OLPの病態形成に関与することが考えられた。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.6014/jjomm.15.9
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/10026398145
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10553874
- ID情報
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- DOI : 10.6014/jjomm.15.9
- ISSN : 1341-7983
- 医中誌Web ID : 2009328110
- CiNii Articles ID : 10026398145
- CiNii Books ID : AN10553874
- identifiers.cinii_nr_id : 9000001803405