MISC

2015年

自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター 「実験・観測・計算シナジーによる自然界における生体分子の非対称性起源の解明」プロジェクト

日本地球化学会年会要旨集
  • 高橋, 淳一
  • ,
  • 小林, 憲正
  • ,
  • 田村, 元秀
  • ,
  • 梅村, 雅之
  • ,
  • 加藤, 政博

62
0
開始ページ
46
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本地球化学会

自然科学における最大の謎のひとつに、地球上の生命体を構成する分子の非対称性起源の問題がある。アミノ酸に代表される生体分子の多くは、鏡像対称な構造(L体、D体)を取り得るが、地球上の生命体が用いているタンパク質は基本的にLアミノ酸のみから構成されている。このような非対称性の起源に関しては諸説があり,未だ実験的にも理論的にも解明されていない。本プロジェクト研究では、これまで独立して研究を進めてきた研究チーム間の連携を実現し、また、理論化学や生物学など、関連する自然科学研究機構内外の研究者を結集し、宇宙観測、地上実験、理論計算の3つの方向からこの問題に取り組む体制を整え、この分野の世界的な研究拠点を形成することを目指す。

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