2012年12月
大学の授業場面におけるマインドワンダリングに関する探索的検討
日本教育工学会論文誌
- ,
- 巻
- 36
- 号
- Suppl.
- 開始ページ
- 193
- 終了ページ
- 196
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.15077/jjet.KJ00008609810
- 出版者・発行元
- 日本教育工学会
本研究の目的は,授業場面において大学生が経験するマインドワンダリングの基本的特性を明らかにすることであった.88名の大学生に対し,これまでの大学生活において経験したマインドワンダリングについて想起し,その諸特性について記述するよう求めた.具体的には,これまで授業中にマインドワンダリングを経験したことがあるか否か,マインドワンダリングによって授業内容の理解にどのような影響が及ぼされるか等について記述を求めた.その結果,多くの大学生がマインドワンダリングを経験していることや,マインドワンダリングはネガティブな機能だけでなくポジティブな機能をも有すると認識されていることが明らかとなった.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.15077/jjet.KJ00008609810
- ISSN : 1349-8290
- CiNii Articles ID : 110009596251
- CiNii Books ID : AA11964147