2002年9月
亀裂性岩盤におけるグラウトの浸透特性と目詰まり特性に関する研究
土木学会論文集
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- 巻
- No.715
- 号
- III-60
- 開始ページ
- 311
- 終了ページ
- 321
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2208/jscej.2002.715_311
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
本論文では, 亀裂性岩盤を対象としたグラウチング技術の高度化を目的とし, グラウトの亀裂への注入特性や亀裂中における浸透挙動を把握するために行った研究結果について論述する. すなわち, 平行平板亀裂モデルを用いて, その亀裂開口幅, グラウトの粘性, 水セメント比, 注入流量等の種々の条件が, グラウトの注入特性や浸透挙動にどのような影響があるかを実験により解明した. さらにその成果にもとづき, グラウト注入孔において目詰まりを生じさせずにグラウトできる配合 (水セメント比) と平均的な亀裂開口幅の算定方法を提案し, 理論的根拠にもとつくグラウトの設定方法を提案した.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscej.2002.715_311
- CiNii Articles ID : 130003802123