MATSUDA, Kuninori

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MATSUDA, Kuninori
Affiliation
National Institute of Japanese Literature

Research Areas

 
 

Published Papers

 
MATSUDA Kuninori
Journal of Indian and Buddhist studies   54(3) 1192-1196   Mar 2006   [Refereed]
Mahayanasutralamkara (MSA,『大乗荘厳経論』)第XI章に説かれる幻(maya)の喩えは,同論書の三性説の論述に関して主要な役割を担うものであるが,本論文ではそれに対する諸註釈,さらに当該論書と同じく初期瑜伽行派に属する諸文献,特にMSAと思想的関連の深いMadhyantavibhagaにおける幻喩の用例を含めて詳細に再検討する.その結果として以下のことが指摘できる.MSAにおいては,mayaに(a)「迷乱の根拠」という側面と,(b)顕現はしているがその通りには存在し...
MATSUDA Kuninori
Journal of Indian and Buddhist studies   55(3) 1126-1130   Mar 2007   [Refereed]
nimittaという語は瑜伽行派の様々な学説を論ずる際に重要な役割を果たしているが,周知のようにその三性説における分類の仕方は一定していない.ここで問題となるのは,nimittaがMAVにおいてはparatantrasvabhavaとして定義されているのに対して,MSAではparikalpitaの文脈の中で扱われているということである.このことは,少なくともnimittaに関する限り,両者に先行すると思われるVinSgがMAVと同一の分類を行い,一方で,MSAの構造を受け継いだMSがMSA...
松田 訓典
Studies of Buddhist Culture   (11) 3-17   Mar 2007   [Refereed]
MATSUDA Kuninori
Journal of Indian and Buddhist studies   56(3) 1131-1135   Mar 2008   [Refereed]
初期瑜伽行派において,nimittaという語は同学派の存在論・認識論を論ずる上で非常に重要な役割を担っている.このnimittaという語は様々な文脈で用いられているが,その中でも重要な用法の一つと思われる^*drstiとの対比において用いられるMahayanasamgraha(MS)の用例がある.この^*nimittaと^*drstiの用例は,言うまでもなく,のちに法相宗において説かれる識の四分説の先駆とみなされるものでもある.さて,MS IIにおいて^*paratantraの特質として十...
MATSUDA Kuninori
Journal of Indian and Buddhist studies   59(3) 1212-1218   Mar 2011   [Refereed]
周知のように,parikalpa(遍計,能遍計)は瑜伽行派の思想体系において,parikalpita,abhutaparikalpaに代表されるように,非常に重要な役割を果たす概念である.しかしながら,parikalpa自体の内容や瑜伽行派の教理体系における位置づけ,vikalpaとの関係等々,個々の文献に跡付けられた形で明確にされているとはいいがたいように思われる.もちろん一般的にいってしまえば,例えばparikalpaはほとんどの場合存在しない対象を想定することを指し,実際そのように解...
松田 訓典, 星 泉
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)   2012(9) 1-6   May 2012
Old Tibetan Documents Online(OTDO, http://otdo.aa.tufs.ac.jp/) ではこれまで wiki ベースで関連資料の編集作業を行ってきたが,そこにはいくつかの利用上の問題点があった.この状況を改善するために現在新しいインターフェースへの移行を試みている.本稿では本プロジェクトの概要と従来の wiki ベースの編集作業での問題点,その改善にむけての取り組みと展望について報告する.In the Old Tibetan Documents On...
松田 訓典, 星 泉
じんもんこん2012論文集   2012(7) 151-158   Nov 2012
MATSUDA Kuninori
Journal of Indian and Buddhist studies   62(3) 1253-1259   Mar 2014   [Refereed]
Mahayanasutralamkara(『大乗荘厳経論』)は,その章構成の理解の仕方に関してSylvain Levi等によるサンスクリット原典の校訂,チベット語訳,漢訳,注釈書類で若干の異同が見られる.そもそも『大乗荘厳経論』自体の構成は,『瑜伽師地論』「菩薩地」の構成を受け継いだとされているが,その内容は換骨奪胎されたものとされており,その具体的全貌に関しては十分な検討がなされたとは言い難い.全体としてはさながら「パッチワーク」の感を呈していると評されるように雑然とした印象を与えるもの...

Conference Activities & Talks

 
Old Tibetan Documents Online: A Collaborative Editing Project
MATSUDA, Kuninori, Izumi HOSHI
JADH 2012 Conference “Inheriting Humanities”   Sep 2012   
Digitizing the Hōbōgirin Following the Mark-up Guidelines of TEI: Potentialities and Problems
MATSUDA, Kuninori, Nobumi IYANAGA, Kiyonori NAGASAKI, Masahiro SHIMODA
Osaka Symposium on Digital Humanities 2011   Sep 2011