論文

査読有り
2012年

カーネルMT法とその応用

日本品質管理学会誌
  • 佐野夏樹
  • ,
  • 黒木学

42
1
開始ページ
127
終了ページ
138
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.20684/quality.42.1_127
出版者・発行元
一般社団法人 日本品質管理学会

統計的非対称判別分析法として,マハラノビス・タグチ(MT)法が提案され,品質管理や医療診断の現場で利用されている. MT法の有用性が事例をとおして実証されつつあるなかで,単位空間に属するデータが楕円状に分布していない場合や項目間に高い相関がみられる場合には, MT法によって適切な判別を行うのは難しいといった問題点が指摘されている.本論文では,この問題を解決するために,新たな非対称判別分析法として,宮川・永田(2003)によって提案されたMT汎距離とカーネル法を融合させた「カーネルMT法」を提案する.また,数値実験と適用例をとおして, MT法, SVM, 1クラスSVM, カーネルMT法の性能を比較し,カーネルMT法の有用性を示す.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20684/quality.42.1_127
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009327968
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00354769
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/quality/42/1/42_KJ00007905703/_article/-char/ja/
ID情報
  • DOI : 10.20684/quality.42.1_127
  • ISSN : 0386-8230
  • CiNii Articles ID : 110009327968
  • CiNii Books ID : AN00354769

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