近年IoT/BigData/AIなどに代表される情報通信技術及び数理統計技術の進歩により、生体情報のビッグデータ化及びその社会実装が世界規模で進んでおり、その市場は2020年には26兆円規模に達するとみられている。本研究では、ウェアラブルセンサーから得られる脳生理情報のビッグデータを活用し、脳科学の専門家のノウハウを踏襲するニューロコンサルティングシステムを検討する。AI・脳波ビッグデータ統合において先駆的海外大学機関(ロンドン大学、カリフォルニア大学)との連携を通じ、簡便かつ高精度なニューロコンサルティングシステムとして展開可能な「脳生理シグナルのAIクラウドプラットフォームの構築」を目指し、近未来での新産業開拓に繋げる。