2015年4月 - 2018年3月
オリゴデンドロサイト関連遺伝子発現制御に着目した初期精神病状態介入法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15K09814
- 体系的課題番号
- JP15K09814
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,940,000円
- (直接経費)
- 3,800,000円
- (間接経費)
- 1,140,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では、『核内受容体がオリゴデンドロサイト関連遺伝子群の挙動を制御することにより統合失調症の病態に関与する』との仮説に基づき解析を行った。OLP6細胞株(未分化オリゴデンドロサイト系細胞)を用いた解析から、核内受容体RXR ligand添加によりオリゴデンドロサイト関連遺伝子群の発現が変動することを見いだした。また、野生型マウスに対するRXR agonist経口事前投与により、幻覚惹起物質として知られるMK-801に対する感受性が減弱することを見いだした。また、ヒトの毛根細胞を用いた解析から、統合失調症群では対照群と比較してRXRA遺伝子の発現が低下していることを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15K09814
- 体系的課題番号 : JP15K09814