2016年
米焼酎・麦焼酎の揮発性成分組成と成分間の相関解析
日本醸造協会誌
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- 巻
- 111
- 号
- 12
- 開始ページ
- 841
- 終了ページ
- 873
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.6013/jbrewsocjapan.111.841
- 出版者・発行元
- 日本醸造協会
焼酎の84種類の揮発性成分をSPME法とヘッドスペース法を用いて分析した。米焼酎・麦焼酎とそれ以外の焼酎では,64成分に有意差があった。ステップワイズ法で8成分(ノナナール,イソブチルアルコール,α-テルピネオール,吉草酸エチル,カプリル酸エチル,安息香酸,グアヤコール及び2,5-ジメチルピラジン)の変数を選択し,判別分析を行い,181試料中171が適切に判別された。判別精度を検討したところ,93.9%であった。米焼酎と麦焼酎では,ステップワイズ法で8成分(ベンズアルデヒド,イソアミルアルコール,ゲラニオール,2-メチル酪酸エチル,吉草酸エチル,及び2-ペンチルフラン)の変数を選択し,81試料中80が適切に判別された。判別精度を検討したところ,96.3%であった。更に,米焼酎及び麦焼酎で揮発性成分間の相関解析を行い,高い相関性を示す成分について考察を加えた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.6013/jbrewsocjapan.111.841
- ISSN : 0914-7314
- CiNii Articles ID : 130007435687
- CiNii Books ID : AN10034389
- identifiers.cinii_nr_id : 9000397838315