MISC

2012年10月

チェレンコフ光を用いた炉内監視システムの開発,3

KURRI Progress Report 2011
  • 木村 伸明
  • 竹本 紀之
  • 永田 寛
  • 木村 明博
  • 那珂 通裕
  • 西方 香緒里
  • 谷本 政隆
  • 土谷 邦彦
  • 佐野 忠史*
  • 宇根崎 博信*
  • 藤原 靖幸*
  • 奥村 清*
  • 中島 健*
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開始ページ
終了ページ
219
記述言語
英語
掲載種別

原子炉の核的・熱的情報をリアルタイムで取得するための計測技術開発の一環として、京都大学研究用原子炉(KUR)に炉内監視システムを設置し、原子炉出力変更時及び定常運転時(1MWと5MW)におけるチェレンコフ光の計測・評価を行った。炉内監視システムは分光システムと画像システムから構成されており、分光システムを用いて、チェレンコフ光の波長の測定及び異なる透光率のNDフィルタ(Neutral Density Filter)によるチェレンコフ光の絶対放射照度と透光率との相関関係の評価を行った。その結果、透光率はNDフィルタのカタログ値と良い一致を示した。次に、画像システムを用いて、NDフィルタ及びカメラの絞りを変更してチェレンコフ光の観察を行い、得られた画像の解析を行った。その結果、解析データから得られた透光率は、分光システムで得た透光率特性と同様な結果が得られた。今後、測定方法及び画像解析方法について改善を行い、測定精度の向上及び炉内情報との関連性について検討を行っていく。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5036073
ID情報
  • ISSN : 0919-1038

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