MISC

2011年10月

チェレンコフ光を利用した炉内監視システムに関する開発,2

KURRI Progress Report 2010
  • 竹本 紀之
  • 土谷 邦彦
  • 長尾 美春
  • 北岸 茂
  • 那珂 通裕
  • 木村 明博
  • 佐野 忠史*
  • 宇根崎 博信*
  • 義本 孝明*
  • 中島 健*
  • 藤原 靖幸*
  • 奥村 清*
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開始ページ
終了ページ
204
記述言語
英語
掲載種別

原子炉内の核的・熱的情報をリアルタイムで取得するための計測技術の開発の一環として、京都大学原子炉実験所に炉内監視システムを設置し、原子炉出力変化時におけるチェレンコフ光の計測・評価を行った。まず、照度計を用いて、異なる透過率のNDフィルタ(Neutral Density Filter)によるチェレンコフ光の照度と透過率との相関関係を評価した結果、透過率はハロゲンランプと同様にカタログ値と良い一致を示した。次に、炉内監視システムを用いて、NDフィルタ及びカメラの絞りを変更してチェレンコフ光の観察を行い、得られた測定データの画像解析を行った結果、測定データから得られた透過率は高透過率において計算値との差が大きくなった。これは、ハレーションなどの影響と考えられることから、今後、測定方法及び画像解析方法について改善等を行い、測定精度の向上を図っていく。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5030756
ID情報
  • ISSN : 0919-1038

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