共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

ニトロ化DNA損傷の低侵襲性定量解析法の開発と炎症関連発がんリスク評価への応用

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
15K08787
配分額
(総額)
4,940,000円
(直接経費)
3,800,000円
(間接経費)
1,140,000円

慢性感染や炎症は極めて重要な発がん要因である。炎症が発がんに寄与する割合は、約25%以上と推算されており、炎症関連発がんリスクの早期評価と予防法確立が急務である。我々は、炎症に特異的に生成するニトロ化DNA損傷塩基の8-ニトログアニンが、がん好発部位で発がんに先駆けて生成し、新規バイオマーカーとして有望であることを明らかにしてきたが、フィールド調査や予防介入研究に実用可能な定量解析法がない。本研究では、電気化学検出器付き高速液体クロマトグラフィー (HPLC-ECD) を用いて8-ニトログアニンを定量する方法を開発した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K08787/15K08787seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 15K08787