2021年2月
【新型コロナウイルス関連特集】教育面(実践報告2) 各遺伝カウンセラー養成コースの取り組み 国際医療福祉大学大学院の取り組み
日本遺伝カウンセリング学会誌
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- 巻
- 41
- 号
- 4
- 開始ページ
- 207
- 終了ページ
- 210
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (一社)日本遺伝カウンセリング学会
本学大学院は、教育理念の一つとして「大学を卒業した保健・医療・福祉分野の専門職またはこれに準じる人々に再教育の場を提供する」ことを挙げており、大学院生の大半が現に医療やその他の本務を有する社会人学生であるという特徴がある。そのため、本学では平常時よりvideo on demandコンテンツや、双方向講義・出席・課題提出管理等を統合した独自のe-learning講義システムを活用してきた。それに加え、演習科目でZoomを用いたロールプレイを開始した。オンラインロールプレイには、(1)目の前のクライエント(カウンセラー)に集中しやすい、(2)オブザーバーや教員が、カウンセリングの様子を観察しやすい、(3)達成目標に合わせてロールプレイの進行を調整できる。(4)録画機能を活用したフィードバック、セルフリフレクションが容易、といった独自の利点があり、新型コロナウイルス感染症の有無によらず、遺伝カウンセリング演習の新たな形となりうる。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 1347-9628
- 医中誌Web ID : 2021149962