2010年 - 2012年
マイクロドーズ手法のTDMへの応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
近年、新薬開発のPhase 0と位置づけられるマイクロドーズ(MD)臨床試験が脚光を浴びている。申請者は、H-D交換反応を用いた新規重水素導入法を用い新たに重水素標識標準物質を合成した。MD手法に適した質量分析(MS)装置を用いた超高感度分析系(LC-MS/MS、LCMS-IT-TOF、およびMALDI-TOF/TOF)を確立し、MD手法が薬物血中濃度モニタリング(TDM)に有用である可能性を示した。MDによる患者の薬物動態パラメータの決定手法が臨床でのTDMに応用されることが期待される。
- ID情報
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- 課題番号 : 22590137
- 体系的課題番号 : JP22590137