基本情報

学位
博士(北海道大学)

J-GLOBAL ID
201701000636823644
researchmap会員ID
B000279787

外部リンク

野口将輝、専門は「地方自治体の広報」「行政広報」「シティプロモーション」。地方自治体における広報・PR活動が、地域住民の意識や行動にどのような影響を与えるのかを、社会関係資本、コミュニティ意識、協働意識といった観点から実証的に研究している。

これまでの研究では、移住支援金などの金銭的インセンティブ(外発的動機づけ)に着目し、それが地域への関与や定着にどのように影響するのかを分析してきた。特に、自己決定理論を援用し、外発的動機づけが内在化され、地域との関係形成へと転化していくプロセスを明らかにしている。また、行政広報(広報紙、SNS、住民交流など)がその過程を媒介するコミュニケーション基盤として機能する点を検討している  。

さらに、近年は、現代のメディア環境の変化を踏まえた行政広報のあり方にも関心を広げている。とりわけ、紙の広報誌の現代的位置づけを再検討し、デジタルメディアが普及する中でも、広報紙が持つ役割や機能の変容について分析している  。

加えて、「どのメディアを使うか」という手段の選択にとどまらず、「何を伝えるか」「どのように伝えるか」という内容設計に注目し、行政広報における議題設定機能(アジェンダ・セッティング)やフレーミング効果の観点から研究を進めている。同一のテーマであっても、提示の仕方や強調点によって受け手の認識や評価が変化する点に着目し、自治体広報における「伝える内容と伝え方」の最適化を目指している。

研究手法としては、全国調査、実験、インタビューなどの量的・質的アプローチを組み合わせ、地方自治体の広報の実証研究を展開している。


論文

  21

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  35

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3