2011年 - 2012年
北東北のがん看護認定看護師が共同するがん患者サポートグループ運営システムの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
〔方法〕1.全国の地域がん連携拠点病院における「がん患者のための相談室」実態調査2.北東北のがん看護認定看護師を対象とした「がん患者サポートのためのファシリテータ養成講座」の実施、「がん患者サポートグループに対する患者の要望」を調査した。〔結果〕1.全国の地域がん診療連携拠点病院における実態調査では、相談室は開設されたが、運営方法、構成員は統一されていなかった。2.ファシリテータ養成講座は30 名が受講した。3.北東北のがん患者は「同じ病気の患者同士と語りたい」という希望は少なかった。3.北東北のがん患者は「同じ病気の患者同士と語りたい」という希望は少なかった。〔結論〕北東北のがん患者は、病気に対する相談は、主に家族に相談したい、と思っている傾向があることが示唆された。ファシリテータ養成講座を受講した看護師は、各施設で実施したいと考えながらも組織の中に浸透させていく困難感を感じていることが示唆された。
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- 課題番号 : 23660039
- 体系的課題番号 : JP23660039