共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

モノーラル立体音再生システム

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
17K00244
体系的課題番号
JP17K00244
配分額
(総額)
4,550,000円
(直接経費)
3,500,000円
(間接経費)
1,050,000円

本研究では、両耳聴手がかりが利用できない単耳受聴状態においては、頭部伝達関数のスペクトル的特徴が水平面の音像位置を決定する音響特徴として利用されることを実験的に明らかにした。その結果、単耳受聴時でも開放耳側にある音源の音像は定位できること、単耳受聴時に受聴者が頭部を回転すると音像は動くこと、この頭部回転に伴う音像の動き方は頭部伝達関数から概ね予測できること、刺激音の音圧レベルが閉塞耳の最小可聴閾値を越えると頭部回転に伴って音像が移動する音源方位は減少することがわかった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17K00244/17K00244seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K00244
ID情報
  • 課題番号 : 17K00244
  • 体系的課題番号 : JP17K00244

この研究課題の成果一覧

論文

  1