2014年7月26日
古漢字データベースの要件に関する試論
情処研報
- 巻
- 2014-CH-103
- 号
- 5
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 7
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
甲骨文字や楚簡資料等の先秦時代の漢字には現代漢字に共通する性質と異なる性質が存在する。これらの文字やテキストには解読中の部分が含まれることからその性質を記述する上で現代漢字に比べて学説依存性が高くなりがちである。一般的な漢籍資料に比べてテキストの量が少なく、楚簡の文字を推測する場合にも金文や甲骨文字、あるいは、説文解字等のさまざまな情報を併用しなければならないことも少なくない。こうしたややこしさを持つ文字の知識を記述する上での課題を挙げ、適切な電子化を行う上での要件について議論したい。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009808988
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1010060X
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 110009808988
- CiNii Books ID : AN1010060X
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