2019年4月 - 2022年3月
仏教論理学の比較論理学・比較哲学的研究:学際的研究のための基盤構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 課題番号
- 19K00072
- 体系的課題番号
- JP19K00072
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
仏教論理学(因明)の研究者と、現代哲学、情報学等の研究者による研究集会を通じて、(1)論理学において必須の否定の問題、(2)論証を成立させるととともに記号と意味との対応付けの理論でもあるアポーハ(他の排除)論の問題、(3)日本の因明学において重視された四相違(四種類の矛盾)が因明の根本的な性質に関わる可能性、(4)四句分別(テトラレンマ)の論理学的、哲学的含意、(5)仏教論理学を現代の哲学的課題に対して応用する可能性などについての議論を深めることができた。加えて、哲学と仏教学が対話をしていた明治期の仏教論理学研究(村上専精、大西祝など)についての研究を進めることができた。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K00072
- 体系的課題番号 : JP19K00072
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
未来哲学 (1) 169-187 2020年11月
MISC
4-
未来哲学 (3) 288-301 2021年12月
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未来哲学 (3) 58-65 2021年12月
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未来哲学 (3) 45-57 2021年12月
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現代と親鸞 (44) 214-227 2021年6月 招待有り
書籍等出版物
2-
岩波書店 2021年10月 (ISBN: 9784004318996)
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法藏館 2021年2月 (ISBN: 9784831855619)
講演・口頭発表等
4-
2022年3月2日 以文社、上七軒文庫、科研費 基盤A「種の人類学的転回:マルチスピーシーズ研究の可能性」・科研費 基盤C「仏教論理学の比較論理学・比較哲学的研究:学際的研究のための基盤構築」
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日本佛教学会2021年度学術大会(第90回大会) ―衆生 いのちあるもの― 2021年9月15日
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第3回シンポジウム: 言語を問う地平──語りえぬものへ 2021年8月30日 未来哲学研究所
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論理学友の会 第3回: 論理の多義性、論理学の学際性 2020年8月23日