石橋和大 (Kazuhiro Ishibashi) - マイポータル

基本情報

所属: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物機能利用部門作物生長機構研究領域作物病害制御機構グループ上級研究員

学位: 博士（農学）(2008年3月北海道大学)

研究者番号: 20611742
J-GLOBAL ID: 201601013483934759
researchmap会員ID: B000259363

植物ウイルスがどのように植物に感染して病気を起こすのか、また動けない植物がどのようにウイルス感染を防いでいるのかについて研究を行っています。

研究キーワード

研究分野

環境・農学 / 植物保護科学 /

経歴

2020年10月 - 現在

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員
2016年4月 - 2020年9月

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 主任研究員
2016年1月 - 2016年3月

農業生物資源研究所, 植物・微生物間相互作用研究ユニット, 主任研究員
2011年4月 - 2015年12月

農業生物資源研究所, 植物・微生物間相互作用研究ユニット, 任期付研究員

受賞

2020年11月

若手農林水産研究者表彰農林水産技術会議会長賞, 植物のウイルス抵抗性遺伝子に関する研究, 農林水産省

石橋和大
2018年10月

日本ウイルス学会杉浦奨励賞, 植物のウイルス防御機構に関する研究, 日本ウイルス学会

石橋和大
2017年11月

日本農学進歩賞, ウイルスに対する植物の抵抗性機構に関する研究, 公益財団法人農学会

石橋和大
2016年4月

科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞, トマトのウイルス抵抗性機構に関する研究, 文部科学省

石橋和大
2010年4月

日本植物病理学会学術奨励賞受賞, トマトTm-1遺伝子とトバモウイルスの宿主特異性に関する研究, 日本植物病理学会

石橋和大

論文

Development and verification of a one-step RT-PCR method to diagnose tomato brown rugose fruit virus in Solanaceae cultivation in Japan

Y. TOMITAKA, H. SHINOSAKA, K. OHSAKI, K. ISHIBASHI, M. MATSUYAMA, S. TAKEYAMA, Y. MATSUSHITA, K. KUBOTA

Japanese Journal of Phytopathology 90(4) 253-262 2024年11月25日
Heritable Tissue-Culture-Free Gene Editing in Nicotiana benthamiana through Viral Delivery of SpCas9 and sgRNA

Tetsuya Yoshida, Masayuki Ishikawa, Seiichi Toki, Kazuhiro Ishibashi

Plant And Cell Physiology 2024年8月31日
Isolation of spontaneous mutants of tomato brown rugose fruit virus that efficiently infect Tm-1 homozygote tomato plants

Kenji Kubota, Sawana Takeyama, Yosuke Matsushita, Kazuhiro Ishibashi

Journal of General Plant Pathology 2024年4月17日
Systemic delivery of engineered compact AsCas12f by a positive-strand RNA virus vector enables highly efficient targeted mutagenesis in plants.

Kazuhiro Ishibashi, Satoru Sukegawa, Masaki Endo, Naho Hara, Osamu Nureki, Hiroaki Saika, Seiichi Toki

Frontiers in plant science 15 1454554-1454554 2024年
Elucidating the nature of seed-borne transmission of tomato brown rugose fruit virus in tomato, bell pepper, and eggplant

Yosuke Matsushita, Sawana Takeyama, Yasuhiro Tomitaka, Momoko Matsuyama, Kazuhiro Ishibashi, Hibiki Shinosaka, Kohei Osaki, Kenji Kubota

Journal of General Plant Pathology 2023年12月7日
Tomato brown rugose fruit virusに対する器具および種子の消毒ならびに弱毒ウイルスを用いた防除効果の検証

久保田健嗣, 竹山さわな, 松下陽介, 冨髙保弘, 松山桃子, 石橋和大, 篠坂響, 大﨑康平

日本植物病理学会報 89(4) 235-244 2023年11月25日査読有り
Tomato brown rugose fruit virusの宿主範囲および病原性

久保田健嗣, 竹山さわな, 石橋和大, 松下陽介, 冨高保弘, 松山桃子, 篠坂響, 大﨑康平

日本植物病理学会報 89(4) 225-234 2023年11月25日査読有り
Tobamoviruses: old and new threats to tomato cultivation

Kazuhiro Ishibashi, Kenji Kubota, Akihito Kano, Masayuki Ishikawa

Journal of General Plant Pathology 89 305-321 2023年8月14日責任著者
Inhibition of Cell-Free Translation and Replication of Tobacco Mosaic Virus RNA by Exogenously Added 5′-Proximal Fragments of the Genomic RNA

Tetsuya Yoshida, Masayuki Ishikawa, Kazuhiro Ishibashi

Viruses 14(9) 1962-1962 2022年9月4日
Tomato brown rugose fruit virus resistance generated by quadruple knockout of homologs of TOBAMOVIRUS MULTIPLICATION1 in tomato.

Masayuki Ishikawa, Tetsuya Yoshida, Momoko Matsuyama, Yusuke Kouzai, Akihito Kano, Kazuhiro Ishibashi

Plant physiology 189(2) 679-686 2022年6月1日査読有り責任著者
Potato Virus X Vector-Mediated DNA-Free Genome Editing in Plants

Hirotaka Ariga, Seiichi Toki, Kazuhiro Ishibashi

Plant and Cell Physiology 61(11) 1946-1953 2020年9月29日査読有り責任著者
Soybean antiviral immunity conferred by dsRNase targets the viral replication complex

Kazuhiro Ishibashi, Masayasu Saruta, Takehiko Shimizu, Miao Shu, Toyoaki Anai, Kunihiko Komatsu, Naohiro Yamada, Yuichi Katayose, Masayuki Ishikawa, Masao Ishimoto …

Nature Communications 10(1) 4033 2019年12月査読有り
Purification and functional characterization of tomato mosaic virus 130K protein expressed in silkworm pupae using a baculovirus vector

Chihoko Kobayashi, Masahiko Kato, Hidekazu Nagaya, Nobutaka Shimizu, Kazuhiro Ishibashi, Masayuki Ishikawa, Etsuko Katoh

Protein Expression and Purification 2019年2月査読有り
A Cell-Free Replication System for Positive-Strand RNA Viruses for Identification and Characterization of Plant Resistance Gene Products.

Ishibashi K, Ishikawa M

Methods in molecular biology (Clifton, N.J.) 2028 115-122 2019年査読有り
[Virus resistance genes in plants].

Ishibashi K, Ishikawa M

Uirusu 68(1) 13-20 2018年
A Tomato Spotted Wilt Virus S RNA-based Replicon System in Yeast

Kazuhiro Ishibashi, Eiko Matsumoto-Yokoyama, Masayuki Ishikawa

SCIENTIFIC REPORTS 7 12647 2017年10月査読有り責任著者
A removable virus vector suitable for plant genome editing

Tetsuya Chujo, Manabu Yoshikawa, Hirotaka Ariga, Masaki Endo, Seiichi Toki, Kazuhiro Ishibashi

PLANT JOURNAL 91(3) 558-561 2017年8月査読有り責任著者
A Split Staphylococcus aureus Cas9 as a Compact Genome-Editing Tool in Plants

Hidetaka Kaya, Kazuhiro Ishibashi, Seiichi Toki

PLANT AND CELL PHYSIOLOGY 58(4) 643-649 2017年4月査読有り
Replication of Tobamovirus RNA

Kazuhiro Ishibashi, Masayuki Ishikawa

ANNUAL REVIEW OF PHYTOPATHOLOGY, VOL 54 54 55-78 2016年査読有り
実験とシミュレーションで迫る、植物ウイルスの生態

宮下脩平, 石橋和大, 岸野洋久, 石川雅之

植物感染生理談話会論文集 50 143-152 2015年8月7日

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MISC

Tomato brown rugose fruit virusに汚染された種子および器具に対する各種薬剤の消毒効果

久保田健嗣, 松下陽介, 竹山さわな, 石橋和大, 冨高保弘, 松山桃子, 篠坂響, 大崎康平

園芸学研究別冊 22(1) 2023年
リアルタイムRT-PCR法によるトマト種子からのtomato brown rugose fruit virusの検出法の開発

篠坂響, 石橋和大, 冨高保弘, 松下陽介, 久保田健嗣, 竹山さわな, 松山桃子, 大崎康平

園芸学研究別冊 22(1) 2023年
ダイズモザイクウイルス抵抗性遺伝子Rsv4はウイルス複製の場で働く二本鎖RNA分解酵素をコードする

石橋和大, 猿田雅恭, 清水武彦, SHU M., 穴井豊昭, 小松邦彦, 山田直弘, 片寄雄一, 石川雅之, 石本政男 …

日本植物病理学会大会プログラム・講演要旨予稿集 2020 2020年
様々な植物ウイルスの増殖を抑制できるダイズモザイクウイルス抵抗性遺伝子Rsv4

石橋和大, 猿田正恭, 清水武彦, SHU M., 穴井豊昭, 小松邦彦, 山田直弘, 片寄裕一, 石川雅之, 石本政男 …

育種学研究 22 2020年
様々な植物ウイルスの増殖を抑制できるダイズRsv4遺伝子

加賀秋人, 石橋和大, 猿田正恭, 清水武彦, 叔びょう, 穴井豊昭, 小松邦彦, 山田直弘, 片寄裕一, 石川雅之 …

農研機構次世代作物開発研究センター成果情報(Web) 2019 2019年
細菌のタイプIII分泌装置を用いた植物細胞へのタンパク質輸送~ゲノム編集への利用を目指して~

柳川由紀, 竹内香純, 石橋和大, 横井彩子, 遠藤真咲, 廣瀬咲子, 土岐精一, 光原一朗

日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム講演要旨集 36th 2018年
トマトのウイルス抵抗性タンパク質によるウイルス増殖阻害とウイルスによる耐性獲得の構造基盤

加藤悦子, 石橋和大

生物物理 56(1) 9-12 2016年
トマトとウイルスの生き残り戦略の攻防をタンパク質の立体構造から解明

石橋和大, 錦織雅樹, 相宏宇, 杉山成, 新山真由美, 加藤昌彦, 毛塚雄一郎, 小林千歩子, 井上剛, 野中孝昌 …

農業生物資源研究所主な研究成果 2014 10-11 2015年7月
トマトモザイクウイルス複製タンパク質と宿主抵抗性因子Tm‐1の共進化機構の構造解明

加藤悦子, 石橋和大, 毛塚雄一郎, 小林千歩子, 松村浩由, 石川雅之

物構研サイエンスフェスタ要旨集 3rd 81 2015年
宿主抵抗性因子Tm‐1とトマトモザイクウイルス複製タンパク質の共進化

加藤悦子, 石橋和大, 毛塚雄一郎, 小林千歩子, 松村浩由, 石川雅之

日本蛋白質科学会年会プログラム・要旨集 14th 91 2014年5月26日
トマトモザイクウイルスと抵抗性遺伝子Tm‐1の進化的軍拡競走の構造基盤

石橋和大, 毛塚雄一郎, 小林千歩子, 松村浩由, 石川雅之, 加藤悦子

日本植物病理学会大会プログラム・講演要旨予稿集 2014 143 2014年5月10日
宿主抵抗性因子Tm‐1のトマトモザイクウイルス複製タンパク質認識機構の解明

加藤悦子, 石橋和大, 毛塚雄一郎, 小林千歩子, 松村浩由, 石川雅之

日本ウイルス学会学術集会プログラム・抄録集 61st 368 2013年10月29日
トマトモザイクウイルス抵抗性遺伝子Tm‐1に関する研究

石橋和大, 加藤悦子, 石川雅之

日本植物病理学会植物感染生理談話会論文集 (48) 29-37 2013年8月5日
トマトモザイクウイルスのゲノム複製限害因子Tm‐1の精製と結晶構造解析

加藤昌彦, 毛塚雄一郎, 小林千歩子, 石橋和大, 野中孝昌, 石川雅之, 加藤悦子

日本蛋白質科学会年会プログラム・要旨集 13th 54 2013年5月31日
ウイルススーパーファミリー1ヘリカーゼの結晶構造解析

加藤悦子, 錦織雅樹, 杉山成, 相宏宇, 新山真由美, 石橋和大, 井上豪, 石川雅之, 松村浩由

物構研サイエンスフェスタ要旨集 1st 51 2013年
ウイルススーパーファミリー1ヘリカーゼ様ドメインの結晶構造解析

錦織雅樹, 杉山成, XIANG Hongyu, 新山真由美, 石橋和大, 井上豪, 石川雅之, 松村浩由, 加藤悦子

日本蛋白質科学会年会プログラム・要旨集 12th 53 2012年5月31日
(301) トマトモザイクウイルス(ToMV)罹病性トマトがもつTm-1対立遺伝子tm-1はタバコマイルドグリーンモザイクウイルス(TMGMV)およびトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)の増殖を抑制する(平成20年度日本植物病理学会大会講演要旨)

石橋和大, 内藤哲, 飯哲夫, 石川雅之

日本植物病理學會報 74(3) 247-247 2008年8月25日
(319) トマトモザイクウイルス抵抗性遺伝子Tm-1の同定(平成18年度日本植物病理学会大会講演要旨)

石橋和大, 内藤哲, 石川雅之

日本植物病理學會報 72(4) 287-287 2006年11月25日
In vitro translation and replication of tobamovirus RNA in a cell-free extract of evacuolated tobacco BY-2 protoplasts

K. Ishibashi, K. Komoda, M. Ishikawa

Biotechnology in Agriculture and Forestry 58 183-194 2006年査読有り
Detection of the tomato Tm-1 activity in an in vitro tomato mosaic virus RNA replication system

K Ishibashi, S Naito, M Ishikawa

PLANT AND CELL PHYSIOLOGY 46 S123-S123 2005年

共同研究・競争的資金等の研究課題

トマト黄化えそウイルスの複製における宿主膜輸送システムの機能解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2022年4月 - 2025年3月

石橋和大
トマト黄化えそウイルスの複製に関与する宿主因子の機能解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2019年4月 - 2022年3月

石橋和大
出芽酵母を用いたトマト黄化えそウイルス逆遺伝学実験系の開発と増殖機構の解析

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(A) 2015年4月 - 2019年3月

石橋和大
植物におけるＲＮＡサイレンシング増幅機構の解析

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2012年4月 - 2016年3月

飯哲夫, 石川雅之, 吉川学, 石橋和大
イネ縞葉枯ウイルス増殖機構の逆遺伝学的解析

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 2013年4月 - 2015年3月

石橋和大
トマトモザイクウイルスＲＮＡ複製複合体形成におけるジスルフィド結合の役割の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2012年4月 - 2015年3月

石川雅之, 石橋和大, 中条哲也
イネ縞葉枯ウイルス逆遺伝学実験系の開発と利用

日本学術振興会科学研究費助成事業研究活動スタート支援 2011年 - 2012年

石橋和大

石橋和大

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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