2003年8月31日
植付け前の温度処理による景観形成用秋植え球根植物の開花期拡大
日本緑化工学会誌
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- 巻
- 29
- 号
- 1
- 開始ページ
- 141
- 終了ページ
- 146
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.7211/jjsrt.29.141
- 出版者・発行元
- 日本緑化工学会
温度と期間を変えてクロッカス(Crocus Balb.),スイセン(Narcissus cyclamineus DC),ムスカリ(Muscari armeniacun Leithl. ex. Bak)の球根を乾燥で貯蔵し,秋に露地に植付けた。クロッカスにおいては, 20℃での貯蔵が花芽分化と開花を早めることに,30℃での貯蔵がこれらを遅らせることに有効であった。また,スイセンとムスカリでは花茎伸長のための低温要求を9℃での貯蔵により満たすことで開花を早めることができた。複数の貯蔵方法を組合わせることにより,クロッカスでは11月から2月まで,スイセンとムスカリでは1月から4月まで,それぞれ連続して花を観賞することができた。冬季に開花した花は,季咲きに比べて観賞価値が長く保たれた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.7211/jjsrt.29.141
- ISSN : 0916-7439
- CiNii Articles ID : 110002912186
- CiNii Books ID : AN10130633