論文

査読有り 最終著者 責任著者
2021年

テーパーを有する樹木の自重座屈に対する限界高さの導出

土木学会論文集A2(応用力学)
  • 金浜 瞳也
  • ,
  • 藤村 高憲
  • ,
  • 佐藤 太裕

77
1
開始ページ
62
終了ページ
71
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.2208/jscejam.77.1_62
出版者・発行元
公益社団法人 土木学会

<p> 樹木はそれぞれの生存環境に対して的確に順応し,高く大きく成長する能力が求められる.そのため,樹木の形態は様々な力学的合理性を秘めており,その形態や成長則を構造力学的な視点から明らかにすることは,既成概念からは生み出すことのできない革新性と合理性を有する新たな製品や構造概念の創出を可能にすると考えられる.本研究は,テーパーを有する樹木の自重座屈に対する限界高さの理論解を導出し,樹木のテーパー形状が限界高さに与える影響を明らかにすることを目的とする.本研究により,テーパーを有する樹木の限界高さ方程式が得られ,それを解いて得られる理論解から簡便に利用可能な限界高さ算定式を導くとともに,導出した理論解と有限要素解の比較検証を行った.</p>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/jscejam.77.1_62
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130008066226
ID情報
  • DOI : 10.2208/jscejam.77.1_62
  • CiNii Articles ID : 130008066226

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