毛里裕一

J-GLOBALへ         更新日: 18/06/02 01:03
 
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研究者氏名
毛里裕一
URL
https://sites.google.com/site/mourihirokazu/

研究分野

 
 

講演・口頭発表等

 
毛里裕一
第65回関東社会学会大会   2017年6月3日   関東社会学会
 「新聞文学」は、改造社の『現代日本文学全集』のうちの一巻のタイトルに用いられた言葉である。かつて佐藤健二はこの語に使用に注目し、それを、活字ジャーナリズムが形成してきた特異な文体感覚に対する自己反省の契機と捉えた。誰にでも開かれた、公共的なものとして事実を取り扱い、文章を以てしてそれを観察し記述するというジャーナリズムの営為は、歴史的な経緯を経て成立した言語表現の様式のもとではじめて可能となるものであった。
 本発表は、この様式としての活字ジャーナリズムの歴史性を浮き彫りにするために、取...
毛里裕一
2016年6月18日   
検閲に代表される、マス・コミュニケーションを対象とした言論統制策は、歴史上、メディア文化にさまざまなかたちで影響を及ぼしてきた。それは単に、特定の内容や形式が規制対象となり、その公表・流通が抑止されるというだけにとどまらない。合法/非合法というコードの外挿が日常的な価値判断を組織化しなおす――その顚倒形態も含めて――契機となることもあれば、規制の存在それ自体が新たな内容や形式の考案を賦活し、それを水路づけることもある。
 こうした問題関心からの研究としては、「国家はいかに文学をかたちづくっ...
「娯楽」はいかにして「消費」と呼ばれるに至ったか
毛里裕一
第64回関東社会学会大会「第7部会:若者」   2016年6月5日   
趣味や娯楽といった領域において何らかのかたちで享楽することが「消費」と形容されることがある——たとえば、われわれは漫画を、アニメを、ゲームを、アイドルを消費している、というように。もちろん、そこでまず含意されているのは「個人利用のための購買」といった程度の意味合いではあるが、同時に、より具体的な享受の経験や様態までもがこの一語で指示されることもしばしばある。購買に還元されない「消費」固有の含意については、たとえば貞包英之による「対象を自由に選択し、さらにそうして選択された対象を好きに弄ぶこ...

担当経験のある科目