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2006年7月

原子炉の安全を確保せよ; NSRRにおける原子炉安全性研究

伝熱
  • 杉山 智之

45
192
開始ページ
71
終了ページ
76
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本伝熱学会

反応度事故に対する安全確保を目的としたわが国の取り組みについて、原子炉安全性研究炉NSRRにおける研究・開発の歴史を中心に紹介するものである。反応度事故研究は米国では1950年代に開始されていたが、大きく遅れて1975年に開始されたNSRR計画が、結果的には質・量ともに米国を上回るデータを世に発信することとなった。これは、NSRRという柔軟性に富んだ道具を、常に拡張し続け、効果的に利用してきたからにほかならない。軽水炉燃料の高燃焼度化及びMOX燃料の本格導入を迎えた今日も、NSRRは依然として重要な役割を果たしている。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10018211948
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11315621
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5004090
ID情報
  • ISSN : 1344-8692
  • CiNii Articles ID : 10018211948
  • CiNii Books ID : AA11315621

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