2020年6月
デザイン、街に出る 8 : 社会実践デザイン研究の広がり、つながり
日本デザイン学会研究発表大会概要集
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- 開催年月日
- 2020年 - 2020年
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 一般社団法人 日本デザイン学会
<p>筆者らは、社会実践型デザイン・ラボというプロジェクトを立ち上げ、デザイン実践を続けている。社会実践型デザイン・ラボは、地域コミュニティというリアルな現場に入り込んでいくデザイン・アプローチで、デザイン実践、デザイン研究、デザインの学びを分離せず、一つの体系として循環させていく活動である。プロジェクトメンバーは日本デザイン学会特集号という冊子メディアを利用して、本プロジェクトのコンセプトと成果を報告することを計画し、実行した。コミュニケーションを重ねることで、コンセプトメイキングから編集・発行までを実現することができた。本稿では、冊子編集のプロセスに焦点を当て、どのような共創の機会を経て、プロジェクト報告が形作られてきたかを報告する。この冊子編集プロセスも共創型デザインであり、その内容を語り社会に発信することは、関係者の責務と考える。編集の過程を振り返り、時間順に説明してみると、計画を確実に実行するような工学的なモデルではなく、対話の内容や文脈によって柔軟に変化させながら成果物を生み出す、デザイン的なモデルの存在が明らかになった。</p>
- リンク情報
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- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 当事者デザインを循環させるための社会実践型ラボラトリーのモデル構築
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssd/67/0/67_26/_article/-char/ja/ 本文へのリンクあり