2013年12月1日
迅速な災害対応を支える状況認識の統一を実現するためのクラウドを活用した参画型被災判定システムの実装と運用
International Journal for Infonomics (IJI), Special Issue
- 巻
- 1
- 号
- 1
- 開始ページ
- 834
- 終了ページ
- 840
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
本研究では、クラウド型GISの情報基盤を利用し、参画型での協力者を募り作業を実施することで、被災状況の同定を実現する仕組みを開発した。東日本大震災の沿岸市町村を事例として、発災後に撮影された航空写真に対して、発災前に存在したと考えられる家屋のポイントを重ね、利用者が写真と比較しながら、流失判定を行なった。同一ポイントに対して2名による判定を行ない、その判定結果の一致率から手法の有効性を検証した。