2019年2月1日
ネットワークに関する完全な情報がそろわずとも緊急性と効率性を考慮しルート検索を実現するシステムの提案
the First International Workshop on Practical Issues, Systems & Applications for Disaster Risk Reduction in Smart Computing (DRRSC 2019)
- 開始ページ
- 479
- 終了ページ
- 483
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(国際会議プロシーディングス)
時間条件のあるグラフ内のすべてのノードを移動する経路計画を必要とする事例に,自然災害で航空写真を撮影するためのルート検索アプリがあげられる.このようなアプリでは,緊急性に関する時間的要件を満たしながら,すべてのグラフノードをできる限り効率的に通過するルートを計算しなければならない.本研究では,各ノードへの時間条件をすべて把握できるわけではない状況下で,あるノードを選択した場合,残りのすべてのノードを直接接続したまま,時間内に多くのノードへ移動する手法を考案した.因子を考慮しない単純な方法に比べて,期限を逃したという点で29.42%優れており,総移動時間に関しては36.52%優れていることが明らかとなった.