2017年3月
糖尿病看護に従事する看護師の予防的フットケアに関する調査 糖尿病専門施設において
糖尿病
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- 巻
- 60
- 号
- 3
- 開始ページ
- 229
- 終了ページ
- 236
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11213/tonyobyo.60.229
- 出版者・発行元
- (一社)日本糖尿病学会
看護師の糖尿病予防的フットケアに対する臨床能力評価法の開発に向け、フットケア外来とそれに従事する看護師の状況を調査した。全国の日本糖尿病学会認定教育施設と糖尿病専門医が在職する施設において糖尿病看護に従事し、その実状を把握する看護師を対象にした。結果、414施設(37%)から回答を得、84%の施設が外来でフットケアを実施し、78%が糖尿病合併症管理料報酬の算定を行い、76%が糖尿病専門外来を設置していた。糖尿病重症予防研修修了看護師の在職率は60%以上で、糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師が全体の60%以上を占めていた。また、フットケアマニュアルを持つ施設は43%で、フットケア教育後の看護師に対する能力評価はほとんどの施設が行っていなかった。今回の調査から、フットケアマニュアルと教育プログラムの整備の必要性が明らかになり、予防的フットケアに対する臨床能力評価法の開発の必要性が示唆された。(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11213/tonyobyo.60.229
- ISSN : 0021-437X
- 医中誌Web ID : 2017221532
- CiNii Articles ID : 130005509503