2011年4月 - 2014年3月
嚥下調節機構における摂食関連ペプチドの役割とその発達に関する研究
日本学術振興会 若手研究(B) 若手研究(B)
満腹感を感じる要因の一つに血中グルコースの増加があり、これによりインスリンレベルが上昇するとインスリンは摂食を終了させる飽食因子として働く。一方、甘味刺激は血糖値の上昇前に一過性にインスリン分泌の起きること(インスリンの頭相分泌)が知られている。
本研究では、味覚刺激が嚥下にどのような影響を及ぼすかについての検索を進めた。咽頭への味溶液注入による嚥下の変調を比較したところ、酸味溶液注入時の嚥下間隔時間は水、塩味溶液および甘味溶液注入時と比較して有意に短縮した。結果より、咽頭への味覚刺激の効果は味質により異なり、酸味溶液は促進効果を有する可能性が示唆された。
本研究では、味覚刺激が嚥下にどのような影響を及ぼすかについての検索を進めた。咽頭への味溶液注入による嚥下の変調を比較したところ、酸味溶液注入時の嚥下間隔時間は水、塩味溶液および甘味溶液注入時と比較して有意に短縮した。結果より、咽頭への味覚刺激の効果は味質により異なり、酸味溶液は促進効果を有する可能性が示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 23792424
- 体系的課題番号 : JP23792424