2011年 - 2013年
新しいエンドトキシン測定法による敗血症の評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
Endotoxin Laser Scattering Photometry(ESP)が比濁時間分析法(従来法)より高感度にエンドトキシン(Et)を測定できる可能性が示唆された。ESPが従来法より有意にSeptic shockおよびSepsisの診断能が高く、細菌感染診断として一般的に使用される試薬の一つであるプロカルシトテストと同等での予測能力であった。Septic shockにてEt吸着療法を行った患者では、ESP測定値の低下にともなって臨床症状が改善した。また、Et吸着筒前後で、Et低下も確認された。PMX施行患者でのEAAよりESPが患者状態を良く反映する可能性が明らかとなった。
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- 課題番号 : 23591863
- 体系的課題番号 : JP23591863