論文

査読有り
2011年3月

レンズを通る光の道筋と像に関する教材開発と授業実践

物理教育
  • 佐久間 彬彦
  • ,
  • 定本 嘉郎
  • ,
  • 牧井 創

59
1
開始ページ
14
終了ページ
19
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20653/pesj.59.1_14
出版者・発行元
日本物理教育学会

凸レンズによってできる像の理解を改善するために,レーザーを用いて,凸レンズによる実像の位置の移動やその大きさと光の道筋との関係を視覚化する教材を作成し,中学校で授業実践を行った。その結果,授業後において像の種類,大きさやできる位置についての生徒の理解は改善された。1ヶ月後の調査においても授業前と比べて多くの項目で理解の改善が見られた。また,時間の経過と共に光の道筋の作図を基に考える生徒は減少する。しかし,作図を基に考えても考えなくても,像の理解について定着が見られない生徒の割合は同じであった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20653/pesj.59.1_14
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008513690
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN0021972X
ID情報
  • DOI : 10.20653/pesj.59.1_14
  • ISSN : 0385-6992
  • CiNii Articles ID : 110008513690
  • CiNii Books ID : AN0021972X

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