論文

査読有り
2010年12月

力学的エネルギーと仕事に関する定量的教材の開発と実践

物理教育
  • 戸井 伸泰
  • ,
  • 定本 嘉郎
  • ,
  • 牧井 創

58
4
開始ページ
199
終了ページ
204
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20653/pesj.58.4_199
出版者・発行元
日本物理教育学会

摩擦の無い斜面上から物体を滑らせ,そのまま摩擦の無い水平面上を滑走させた後,水平面上に設置した摩擦領域に進入させる実験教材を新たに開発した。これにより,従来のカーテンレール,小球,木片を用いたものや使い捨て注射器を用いた衝突実験では示すことができなかった位置エネルギーから運動エネルギーや摩擦による仕事へのエネルギー変換を定量的に示すことができるようになった。また,その教材を使って中学校で授業実践を行った結果,1ヵ月後においても約70%の生徒で理解の定着が見られた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20653/pesj.58.4_199
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007989370
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN0021972X
ID情報
  • DOI : 10.20653/pesj.58.4_199
  • ISSN : 0385-6992
  • CiNii Articles ID : 110007989370
  • CiNii Books ID : AN0021972X

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