2022年2月
J-PARC 3 GeVシンクロトロンの大強度ビーム運転に向けた設計と実績
Journal of Nuclear Science and Technology
- 巻
- 59
- 号
- 9
- 開始ページ
- 32
- 終了ページ
- 1205
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1080/00223131.2022.2038301
J-PARC 3GeVシンクロトロン(RCS)は、最大1MWの大強度ビームを25Hzという早い繰り返しで中性子実験及び下流の主リングシンクロトロンに供給することを目的に設計された。2007年の加速器調整運転開始以降、RCSではビーム試験を通じて加速器の設計性能が満たされているかの確認を進め、必要に応じてより安定に運転するための改善を行ってきた。その結果として、近年RCSは1MWのビーム出力で連続運転を行うことが可能となり、共用運転に向けた最後の課題の抽出と対策の検討が進められている。本論文ではRCSの設計方針と実際の性能、および改善点について議論する。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1080/00223131.2022.2038301
- ISSN : 0022-3131
- eISSN : 1881-1248
- Web of Science ID : WOS:000762167000001