MISC

2014年8月

ストレス予測による経路推薦に向けた歩行環境および生体信号の群衆データ分析

情報処理学会 第159回データベースシステム・第115回情報基礎とアクセス技術合同研究発表会
  • 北林 宏樹
  • ,
  • 大西 恒彰
  • ,
  • 張 信鵬
  • ,
  • 浅野 泰仁
  • ,
  • 吉川 正俊

114
173
開始ページ
25
終了ページ
30
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

近年,人々の健康に対する意識が高まってきている.健康を促進するための代表的な運動として歩行がある.しかし,高齢者や歩行が困難な障害者の中では積極的に外出しようとする人は必ずしも多くない.本研究は,高齢者等が歩行する機会の不足によって健康を損なわないために,歩行での外出を促進することを目的としている.そのためには,各歩行者が歩行時に感じるストレスを削減することが有効であると考える.本稿では,各歩行者の歩行環境や生体情報によるストレス予測を利用した経路推薦の実現を将来的な目標とし,その第一段階としてストレス予測に関する研究を行った.ストレス予測においては,過去に記録された個人の歩行環境・生体信号データと個人以外の群衆から集めた歩行環境・生体信号データを分析するという手法を提案する.歩行環境データとは路面状況や勾配,道の狭さなどであり,生体信号データとは心拍数・心拍変動である.本稿では歩行者が感じるストレスをなるべく小さくする経路推薦に向けて,歩行環境および生体信号データを記録・分析し,ストレスを予測した予備実験について述べる.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009946855
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10012921
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/025768671
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009946855
  • CiNii Books ID : AN10012921

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