共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

放射線と併用し増感作用を呈する薬剤の検討とその微小環境への影響の検証

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
15K15454
体系的課題番号
JP15K15454
配分額
(総額)
3,640,000円
(直接経費)
2,800,000円
(間接経費)
840,000円

膵癌においてヘッジホッグ阻害が、SHHの精製タンパク質による細胞増殖を濃度依存的に部分的に抑制していることを確認し、SHHタンパク質が、線維芽細胞の増殖をソニックヘッジホッグ経路依存的に促進していることが示唆された。RAS/RAF/MEK/ERK経路は、様々な癌腫において過剰発現しており、MEK 阻害剤は抗がん作用をもつ新規分子標的薬として注目されている薬剤の一つである。今回、対象として膵癌由来の細胞に注目し、膵癌細胞MIA PACA-2に対し、放射線照射にMEK 阻害を行うことにより、放射線照射単独と比して、細胞の生存はさらに抑制されることが示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K15454/15K15454seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K15454
ID情報
  • 課題番号 : 15K15454
  • 体系的課題番号 : JP15K15454