原子力施設へのRFID導入事例について(JAEAにおける取り組み)
RFID(無線タグ)セミナー
- 開催年月日
- 2007年12月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- ひたちなか
- 国・地域
- 日本
RFID(Radio Frequency Identification: 無線タグ)技術は、物流業界をはじめ多くの業界でその導入が進んでいる。一方、原子力業界における適用事例については、数例報告されているものの他の業種に比べると非常に遅れている。そこで、経済産業省では原子力施設が立地するひたちなか地域の新たな産業の創出を目的にひたちなかテクノセンターを主管とするICタグ研究会を立ち上げ、原子力施設へのRFID導入に当っての課題の摘出等を検討している。本発表では、原子力機構再処理施設をフィールドとしたRFIDの放射線に対する耐久性評価試験結果について報告する。また、原子力施設におけるRFIDの導入事例として、これまでに原子力機構において開発・試験導入を行ってきたRFIDを用いた各種管理・支援システム((1)製品管理、(2)人の管理、(3)現場巡視支援、(4)廃棄物管理)について、その目的・開発経緯及び成果等について報告を行う。