論文

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2021年3月10日

発達・知的障害者の大学での学びの可能性 ―特別支援学校高等部の教育課程編成(カリキュラム・マネジメント)と教育方法への示唆―

『発達・知的障害者の大学教育研究(特定非営利活動法人見晴台学園大学研究紀要) 』
  • 寺谷直輝

4
開始ページ
51
終了ページ
61
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
出版者・発行元
NPO法人見晴台学園大学

発達・知的障害のある青年を主な対象とした学びの場である見晴台学園大学の現代教養演習Ⅰおよび現代教養演習Ⅱ(以下、「現代教養演習Ⅰ・Ⅱ」)の参与観察で得られた知見を手がかりとして、①知的障害のある青年であっても、授業場面でこれまでの学校教育では学んでいない内容を経験から導出するといった素朴理論を持ち得ていること、②知的障害のあることによる困難さを克服する学びではなく、困難さに向き合いながら学びに向き合っていたこと、③教材の選択、担当教員の説明補足、学生同士の対話といった構成主義的な学習理論の応用、スマートフォン等のICTを活用すれば、アカデミックな教科も学ぶことができる可能性を明らかにした(査読無)

リンク情報
URL
https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000002-I031246065-00

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