2020年9月19日
豊島の地域再生化(ストーリー)に関する一考察
日本商業学会第70回全国研究大会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 日本商業学会
- 開催地
- 大阪市立大学
本研究は、1970年代以降、戦後最大規模の産業廃棄物不法投棄事件の舞台となった瀬戸内海島しょ地域に位置する豊島(香川県小豆郡土庄町)の過疎化を踏まえた上での地域再生化プロセスに関する研究である。本研究は、特定の地域における地域再生化のプロセスを提示するに止まらず、全国の過疎化、高齢化、風評被害等で苦しむ地域の再生化への応用を念頭に置く。具体的には、顧客(住民・移住者)視点での価値共創、CSVのあり方から検討を進める。つまり地域再生化とは、公害地というマイナス状態から住民が主体となり自治体制の確立を目指す再生化(ストーリー)と考える。そこでは価値共創の前提として自主・自立・自考が必要となる。