MISC

2014年10月

J-PARCリニアックの現状

Proceedings of 11th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
  • 小栗 英知
  • 長谷川 和男
  • 伊藤 崇
  • 千代 悦司
  • 平野 耕一郎
  • 森下 卓俊
  • 篠崎 信一
  • 青 寛幸
  • 大越 清紀
  • 近藤 恭弘
  • 田村 潤
  • 山崎 宰春
  • 堀 利彦
  • 佐藤 文明
  • 根本 康雄
  • 小泉 勲
  • 菊澤 信宏
  • 上野 彰
  • 三浦 昭彦
  • 加藤 裕子
  • 福田 真平
  • 池田 浩
  • 佐藤 浩一
  • 大曽根 晃
  • 澤邊 祐希
  • 川根 祐輔
  • 菊池 一夫
  • 廣木 文雄
  • 飯村 武二
  • 矢内 宗利
  • 田所 一彦
  • 大沢 謙治
  • 内藤 富士雄*
  • Liu Y.*
  • Fang Z.*
  • 杉村 高志*
  • 二ツ川 健太*
  • 池上 清*
  • 川村 真人*
  • 南茂 今朝雄*
  • 福井 佑治*
  • 宮尾 智章*
  • 丸田 朋史*
  • 高木 昭*
  • 大内 伸夫
  • 伊藤 雄一
  • 鈴木 隆洋*
  • 石山 達也*
  • 吉位 明伸*
  • 高安 利男*
  • 宇佐美 力*
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開始ページ
389
終了ページ
393
記述言語
日本語
掲載種別

J-PARCリニアックでは現在、ビームユーザに対する利用運転を行うとともに、リニアック後段の3GeVシンクロトロンにて1MWビームを加速するためのビーム増強計画を進めている。リニアックのビーム増強計画では、加速エネルギー及びビーム電流をそれぞれ増強する。エネルギーについては、181MeVから400MeVに増強するためにACS空洞及びこれを駆動する972MHzクライストロンの開発を行ってきた。これら400MeV機器は平成24年までに量産を終了し、平成25年夏に設置工事を行った。平成26年1月に400MeV加速に成功し、現在、ビーム利用運転に供している。ビーム電流増強では、初段加速部(イオン源及びRFQ)を更新する。イオン源はセシウム添加高周波放電型、RFQは真空特性に優れる真空ロー付け接合タイプ空洞をそれぞれ採用し、平成25年春に製作が完了した。完成後は専用のテストスタンドにて性能確認試験を行っており、平成26年2月にRFQにて目標の50mAビーム加速に成功した。新初段加速部は、平成26年夏にビームラインに設置する予定である。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5047536

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