2013年4月10日
立位作業時における作業面高の最適値と調節範囲に関する実験的研究
労働科学 = The journal of science of labour
- ,
- 巻
- 89
- 号
- 2
- 開始ページ
- 33
- 終了ページ
- 39
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11355/isljsl.89.33
- 出版者・発行元
- 労働科学研究所
立位作業時における作業面高の適切な高さを確保する条件としては,肘頭高を基準とすることなどが推奨されている。そこで本研究は,作業面高を設定するとき,その最適値と調節範囲について明らかにすることを目的とした。主観評価から,肘高差が10cmである条件が 『丁度よい』 という評価が最も多かった。順位評価は,10cm,15cm,5cm,20cmの順であった。作業姿勢では,最も発生頻度が多かった角度は4条件すべて0~10度であった。本研究における適切な作業面高は,肘頭高と作業面高の肘高差が10cmである条件となった。作業面高の調節は必要と考えられ,主観評価および作業姿勢角度から条件10cm,調節範囲は±5cmが望ましいことが明らかになった。(図3,表2)
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11355/isljsl.89.33
- ISSN : 0022-443X
- J-Global ID : 201402202970158727
- CiNii Articles ID : 40019917558
- identifiers.cinii_nr_id : 9000015929626