中山 則和

農業の生産性向上と競争力強化に向け、R1年からスマート農業技術の社会実装の加速化を図るべくスマート農業実証プロジェクトが開始されています。現在はその事務局を担っています。これまでは、北陸地域の大豆生産振興に向けた課題として、種子科学の見地から種子に生じる「しわ粒」や「裂皮粒」の発生メカニズムの解明などの種子品質向上に繋がる研究に取り組むとともに、畝立て栽培や狭畦栽培による安定多収栽培法など生産性を向上させるための栽培管理技術の開発に取り組んできました。