MISC

2017年9月

実用高温ガス炉の安全要件を達成するための燃料・炉心の設計事項

JAEA-Technology 2017-022
  • 中川 繁昭
  • ,
  • 佐藤 博之
  • ,
  • 深谷 裕司
  • ,
  • 徳原 一実
  • ,
  • 大橋 弘史

開始ページ
32
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2017-022

実用高温ガス炉の設計において、燃料設計、炉心設計、原子炉冷却材系設計、2次冷却材系設計、崩壊熱除去系設計、格納施設設計については、重要性が高く、かつ、その安全要件が軽水炉のそれと大きく異なる。実用高温ガス炉の安全基準の策定に資するため、これらの設計項目の中から、燃料及び炉心の安全要件を達成するための設計事項を検討した。検討にあたっては、受動的な安全性や固有の安全性に基づく高温ガス炉の特長を十分に反映させた。また、炉心設計に関し、キセノン135の生成と消滅による空間出力振動に対する安定性を検討した。検討の結果得られた燃料及び炉心の具体的な設計事項は、今後の実用高温ガス炉の設計に適用可能であり、また、IAEAや国内規制当局における高温ガス炉の安全指針の策定に資することが期待される。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2017-022
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5059865
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2017-022

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